前回紹介した名札基板にはんだ付け + ソフト書き込みをするワークショップを開催します。
完成品は以下の通り。マイコンは以下の例ではソケット経由になっていますが、直付けとする予定です。直付けしたほうがジョイスティックの操作がしやすいです。

必要な部品は以下の通り。会場ではある程度パーツを在庫しておくので是非トライしてみてください。
| No | 品名 | 個数 | 備考 |
| 1 | 基板 | 1 | |
| 2 | XIAO RP2040 | 1 | |
| 3 | ジョイスティック | 1 | |
| 4 | OLED 液晶 | 1 | SSD1306 128×64 |
| 5 | プルアップ抵抗 | 2 | 3.3K (1K – 10K) |
| 6 | キースイッチ | 2 | |
| 7 | キーキャップ | 2 | |
| 8 | キーソケット | 2 | MX socket |
| 9 | ロータリーエンコーダー | 1 | EC11 互換、20mm Plum |
| 10 | RGB LED | 2 | SK6812MINI-E |
| 11 | ブザー | 1 | |
| 12 | エンコーダーノブ | 1 | |
| 13 | ハット | 1 | ジョイスティック用 |
| 14 | スイッチプレート | 1 | |
| 15 | ボトムプレート | 1 | |
| 16 | 木ねじ 2.1×10 | 2 |
リペアや当日ワークショップに参加しなかったけど作成してみたい人は以下の情報を参考にしてください。
No.2 ~ No.5 と No.10 ~ No.11 は秋月電子通商で、 No.6 ~ No.8 は遊舎工房などで手に入ります。特にキースイッチ、キーキャップは好みがあると思うので、会場で購入せずに遊舎工房にて購入するのもお勧めです。 No.9 はここ最近遊舎工房や TALPKEYBOARD でも見ないタイプなので Amazon や Aliexpress などでうまく購入してください。 No.12 ~ No.15 は 3D プリンターで作られています。データは公開予定です。 No.16 の木ねじはホームセンターなどで買うことができます。
はんだ付けが必要な個所、はんだ付け後の基板は写真の通りです。一番難易度が高いのは SK6812MINI-E (LED) の部分です。こちらは自信がない人はスタッフが代わりにやったりも可能ですが、パーツ壊しても大丈夫なのでトライしてみましょう。


はんだ付けの所要時間は慣れていれば 20 ~ 30 分ぐらい、初めての人でも 60 分ぐらいで完成するかと思います。自作キーボードに登場しがちな部品たちなので是非トライしてみてください。
はんだ付けが終わったら、いよいよソフトの書き込みです。自作キーボードとして使える状態のファームウェアを用意しているので書き込んでみましょう。
以下から conf2025badge.uf2 をダウンロードして書き込みます。書き込み方法は XIAO-RP2040 の B と書かれたボタン (BOOTSEL) を押しつつ R と書かれたボタン (RESET) を押して R だけ離します。この時、 OS からは RPI-RP2 という名前のドライブとして認識するのでそこに uf2 ファイルをコピーしてください。
https://github.com/sago35/keyboards/releases/latest
TinyGo Conference 2025 では、参加者を募集しています。名札基板を是非入手、そしてワークショップではんだ付けしに来てください。開催概要や申し込みについて以下にあります。
2025/10/05 追記
申し込み方法は connpass のメッセージでお知らせしています。




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